[2022_08_25_06]2号機の燃料デブリ試験取り出し1年延期へ 福島第一原発の廃炉での最難関作業(福島中央テレビ2022年8月25日)
 
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2号機の燃料デブリ試験取り出し1年延期へ 福島第一原発の廃炉での最難関作業

 福島第一原発で、年内にも開始が予定されていた溶け落ちた核燃料の試験的な取り出しが、1年程度、遅れる見通しであることが分かった。
 福島第一原発には1号〜3号機に溶け落ちた核燃料・デブリが存在していて、その取り出しは廃炉作業の最難関とされている。
 東京電力はこのうち2号機から取り出しに着手し、年内にもロボットアームを投入してデブリ数グラムを試験的に取り出す計画だった。
 ただ、実証段階でロボットアームに不具合が見つかるなどしていて、年内の着手を断念し、取り出しの開始時期を1年程度、遅らせる方向で調整しているという。
 計画の延期は2021年に続き2回目。
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