[2022_07_15_07]原発への武力攻撃に万全の措置を 国に要望(福井県)(FBC2022年7月15日)
 
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原発への武力攻撃に万全の措置を 国に要望(福井県)

 杉本知事は15日、嶺南の原発立地地域の市長や町長らとともに防衛省を訪ね、中曽根康隆政務官に要望書を手渡し、原発への武力攻撃に対する万全の措置を求めた。(7月15日)
 隣国のロシアがウクライナの原発を攻撃し、北朝鮮がミサイル発射を繰り返すなど、日本への脅威が高まる中、要望書では原発でのいかなる事態にも迅速に対応できるよう、自衛隊による総合的な迎撃態勢に万全を期すことや、万一の有事に備えて嶺南への自衛隊部隊の配備などを求めている。
 これに対し、中曽根政務官は「立地地域の状況をしっかり受け止め、さまざまな体制について検討していきたい」と答えたという。
 国内の原発を巡っては、岸田総理が冬場の電力需要を補うため、再稼働を進める方針を示していて、杉本知事は立地地域として、差し迫る脅威に対する安全確保を強く求める考えを強調した。
FBC 福井放送
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