[2022_06_24_02]ふげん燃料再処理、仏企業と締結 プルトニウムを譲渡―原子力機構(時事通信2022年6月24日)
 
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ふげん燃料再処理、仏企業と締結 プルトニウムを譲渡―原子力機構

 日本原子力研究開発機構は24日、廃炉作業中の新型転換炉ふげん(福井県敦賀市)の使用済み核燃料について、輸送と再処理をフランスで行う契約を仏原子力大手オラノ・リサイクル社と結んだ。
 使用済み核燃料の移送は2023年度に始まり、26年夏ごろ終了する予定。ふげんにある使用済み核燃料466体と、原子力機構の再処理施設(茨城県東海村)にある265体の計731体を数回に分けて移送する。再処理は24年度から開始する予定。
 再処理に伴い約1.3トンのプルトニウムが発生すると推定され、譲渡を受け、オラノ社がその後の利用事業者を選定する。原子力機構は「平和的利用のみに供することを前提に移転する」としている。
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