[2022_05_24_04]福島県などが説明求める(原発処理水の海洋放出)原子力規制委が東電の計画に『事実上の合格』(福島テレビ2022年5月24日)
 
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福島県などが説明求める(原発処理水の海洋放出)原子力規制委が東電の計画に『事実上の合格』

 福島県危機管理部・渡辺仁部長:「本県の復興の大前提である廃炉が安全かつ着実に進められるよう、引き続き本協議会といたしましても、しっかりと取り組みの内容を確認してまいりたいと」
 福島県や第一原発の周辺自治体、専門家で構成される廃炉安全監視協議会。
 原子力規制委員会が東京電力の海洋放出計画を「事実上合格」と判断したことについて、説明を求めました。
 これについて原子力規制庁の担当者は「放出される処理水が国の基準値を満たすこと」や「設備が地震などにも耐えられる設計であることが確認できた」とした。
 原子力規制庁・竹内淳さん:「核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物、または原子炉による災害の防止上十分なものであると認められると」
 これに対し委員からは「東京電力が公表するデータを今後も国の責任で評価することが重要」などの意見が出された。
 福島県は今後も周辺自治体や専門家からの意見を踏まえながら、東京電力の計画の安全性について確認を進めることにしている。
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