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中間貯蔵施設の搬入完了達成ならず （福島）
　除染で出た土などの中間貯蔵施設への搬入計画について、国が当初の目標を達成できなかったことが分かりました。原発事故の発生後国は県内各地で除染を進め、除染で出た土などについて帰還困難区域を除き2021年度末までに中間貯蔵施設への搬入を完了するとしていました。しかし、年度末までに処理を完了したのは、中間貯蔵施設に搬入した約1193万立方メートル、飯舘村で再生利用した土、約28万立方メートルなどで目標の96％に留まりました。国は引き続き中間貯蔵施設への搬入を進めるとともに、除染の方針が決まっていない帰還困難区域についても検討を進めたいとしています。