[2022_03_12_02]原発のデータ送信、停止継続 チェルノブイリ、別原発は復活(新潟日報2022年3月12日)
 
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原発のデータ送信、停止継続 チェルノブイリ、別原発は復活

 【ウィーン共同】国際原子力機関(IAEA)は11日、ロシア軍が制圧したウクライナ南部のザポロジエ原発から、核物質監視システムのデータ送信が復活したことを声明で明らかにした。チェルノブイリ原発では送信停止が継続。南ウクライナ原発からの送信は断続的な問題が起きているという。
 ウクライナはIAEAに、チェルノブイリ原発への外部からの電源供給を復旧しようと技術者が損傷した電気系統の修理を開始したことを報告した。ウクライナ規制当局によると、一部の修理には成功したが、他の場所にも損傷があるとみられる。
 規制当局によると、ザポロジエ原発では不発弾の処理作業が続き、東部ハリコフでは原子力研究施設がさらに損傷した。IAEAは損傷による放射線の影響はないと評価している。
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