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福島のPCB受け入れ 北海道と室蘭市、環境省に方針伝達
　環境省は23日、東京電力福島第1原発周辺で回収された高濃度ポリ塩化ビフェニール（PCB）廃棄物を北海道室蘭市で処理する計画について、市と道から受け入れる方針が伝えられたと明らかにした。今後、必要な安全対策を講じた上で、2024年3月末としている期限までの処理完了を目指す。
　室蘭市の小泉賢一副市長と北海道の担当者が22日に環境省を訪れ、市内での処理について「妥当」との判断を伝えた。一方、処理実施時などに放射線量をモニタリングして公表することや、市や道が必要と判断したときに行う立ち会い調査に全面的に協力することを求め、環境省は確実に実行すると応じた。