[2021_12_20_05]原発処理水の海洋放出に向け手続き進む…東京電力が変更許可申請を提出(FTV2021年12月20日)
 
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原発処理水の海洋放出に向け手続き進む…東京電力が変更許可申請を提出

 福島第一原発の処理水について国と東京電力は沖合1キロまで整備した海底トンネルから放出する計画で現在は海底の地質調査が進められている。
 今後、処理水の放出に必要な設備を建設するには原子力委員会による認可が必要で東京電力は新たな工事計画などを盛り込んだ実施計画の変更認可申請書を21日午前に提出すると発表した。
 また、福島県と原発が立地する大熊町と双葉町に対しては廃炉安全確保協定に基づき、20日「事前了承願い」を提出した。
 国と東京電力は処理水の放出開始について2023年の春ごろを目途としていて原子力規制委員会の更田委員長は「申請が年を越えると苦しくなる」という考えを示していた。
 東京電力は21日の申請後に、計画の内容やスケジュールなどの詳細を説明するとしている。
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