[2021_12_12_03]当時は小学生 原発事故被災者が長崎市で講演(長崎放送2021年12月12日)
 
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当時は小学生 原発事故被災者が長崎市で講演

 小学生のとき原発事故にあい現在、福島県の原子力災害伝承館で働く女性が12日、長崎市の原爆資料館で講演しました。
 講演を行ったのは小学3年生の時に南相馬市で被災した渡邉舞乃さんです。この講演会は福島県にある原子力災害伝承館が原発事故から復興へ向かう福島の歩みを伝えようと長崎市で開いている特別展の一環として行われたもので、伝承館職員が福島県外で講演会を開くのは今回が初めてです。
 渡邉さんは「地震が起きた当日、海はいつもと違って黒く渦巻いていた。日常に少しでも違和感を覚えたら災害に備える準備をしてほしい」などと当時の体験に基づく教訓を伝えました。
 18日にはいわき市の被災者による講演もあるということで伝承館は当時と今の福島、両方について正しく知ってほしいとしています。
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