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＜海洋放出へ＞福島第一原発の処理水【地元自治体などに進捗説明】
　福島第一原発で溜まり続ける処理水の海洋放出に向けて、国と東京電力が地元自治体などに進捗状況を説明した。
　処理水について国と東京電力は　再来年春ごろを目途に原発の沖合1キロの海底から放出する計画。
　その中で処分開始に向け　いわき市できょう（11月20）地元自治体や漁業関係者などを対象にした会議を開催。
　東京電力が今週公表した海洋放出による「人や環境への影響は極めて軽微」とする試算結果が改めて説明された。
　これを受けて、いわき市の内田市長は分かりやすい情報提供を求めた。
　いわき市　内田市長「合意形成の部分をしっかりですね、今後引き続き丁寧に行っていただきたいと、その上で（放出）決定いただきたい」
　国と東京電力は地元の意見を踏まえ、年内にも海洋放出後の対応など盛り込んだ中長期的な「行動計画」を策定する方針。