[2021_11_18_03]再稼働目指す北陸電力が100億円かけ調査し説明…志賀原発で原子力規制委等が“断層”の確認開始(石川テレビ2021年11月18日)
 
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再稼働目指す北陸電力が100億円かけ調査し説明…志賀原発で原子力規制委等が“断層”の確認開始

 北陸電力が再稼働を目指す志賀原子力発電所2号機。再稼働が可能となるか見極めるための現地調査が18日から始まりました。
 志賀原発を訪れたのは原子力規制委員会のメンバーなど14人。

石渡明委員:
「断層を直接確認して引き続き審査、議論していく」

 東日本大震災が発生した2011年から運転停止中の志賀原発。敷地内に6本、敷地外に4本のあわせて10本の断層が確認されています。

(リポート)
 「今、メンバーが実際に敷地内に掘られた地層を直接見て確認しています。原発再稼動を目指す北陸電力にとって重要な節目となる現地調査が始まりました」
 北陸電力は、これまでおよそ100億円かけてボーリング調査などを実施し、2016年から16回に及ぶ審査会合でいずれの断層も活断層ではないと主張してきました。
 もし、敷地内の断層が活断層であれば志賀原発は廃炉を余儀なくされます。 今回の現地調査では、専門家が地層の断面を確認したり、ボーリング調査で採取した鉱物脈にずれや変形がないかなどを顕微鏡で確認したりして、北陸電力の説明に間違いがないか判断します。
 現地調査は19日も続きます。
KEY_WORD:志賀原発直下_活断層の可能性_:SIKA_:HIGASHINIHON_:廃炉_: