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「最終処分地にしない」確約 青森県、経産相に8日確認
　経済産業省は5日、萩生田光一経産相が8日に来県すると発表した。三村申吾知事、戸田衛・六ケ所村長とそれぞれ面会し、同村の核燃料サイクル施設を視察する。青森県側は、萩生田氏との面会で、「本県を高レベル放射性廃棄物の最終処分地にしない」とする県と国の確約が引き継がれているか確認するとみられる。
　同省によると、萩生田氏の来県は大臣就任後、初めて。10月に閣議決定された政策指針「エネルギー基本計画」でサイクル政策の推進が明記されたことを受け、施設が集中立地する青森県を訪れ国の方針を説明するほか、三村知事、戸田村長と意見交換する。
　視察では、安全審査に合格した日本原燃・六ケ所再処理工場やウラン濃縮工場などを回る予定。安全対策工事の現場も見学する。
　三村知事は経産相らサイクル政策に関わる閣僚が代わるたびに上京し、最終処分地を巡る確約を確認してきた。今回は経産相来県の機を捉え、確認する見通し。
　経産相の来県は2020年6月の梶山弘志氏以来。