[2021_10_22_04]「回答の遅れは不誠実」島根原発の安全協定巡る中国電力の回答に鳥取県が強く反発(山陰中央テレビ2021年10月22日)
 
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「回答の遅れは不誠実」島根原発の安全協定巡る中国電力の回答に鳥取県が強く反発

 島根原発をめぐる鳥取県側との安全協定改定について、中国電力は22日に開かれた協議会で具体的な改定案を示さず、県側が強く反発しています。
 鳥取県危機管理局・水中進一局長:
 「改定案を「出し渋りしているのか」と疑わざるを得ない。回答の遅れは不誠実ではないか。2号機の再稼働判断にも影響を与える」
 中電側に強い言葉で反発する県危機管理局の水中局長。
 鳥取県は中電に対し、島根原発の再稼働に対する事前了解権など立地自治体と同等の権限を安全協定で明文化するよう求めています。
 中電側は前回協議で「次回協議で協定改定について具体的な検討案を示す」としていましたが、22日の協議会では「規定の見直しを検討している」と述べるに留まりました。
 一方で中電は、県が進めている原子力安全対策の財源について「恒常的な財政支援の仕組みを考えたい」と提案し、これまでなかった財政的支援の検討を明らかにしました。
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