[2021_10_21_03]北海道寿都町長選に現新2氏立候補 核のごみ調査の是非、争点に(毎日新聞2021年10月21日)
 
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北海道寿都町長選に現新2氏立候補 核のごみ調査の是非、争点に

 原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、文献調査が進む北海道寿都(すっつ)町で21日、任期満了に伴う町長選が告示された。いずれも無所属で、新人の元町議、越前谷由樹氏(70)と6選を目指す現職の片岡春雄氏(72)の2人が立候補を届け出た。越前谷氏は調査中止を掲げ、片岡氏は調査への応募を主導してきた。選挙戦は調査の是非が最大の争点となり、26日に投開票される。
 文献調査は最終処分場の選定方法を定めた「最終処分法」に基づく3段階の調査の一つ目で2年程度かかる。2020年8月に片岡氏が「国の交付金が得られ、町の財政改善が見込める」として調査への応募検討を表明。10月に原子力発電環境整備機構(NUMO)に応募し、調査が始まった。町では第2段階の調査に入る前に住民投票の実施が予定されている。
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