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原子力規制委員会 柏崎刈羽原発のセキュリティー不備問題で東電の報告書を踏まえて26日から本格的な追加検査
　柏崎刈羽原発の核セキュリティー不備問題を受け、原子力規制委員会は10月20日、東京電力の報告書を踏まえて追加検査を始めると通知しました。
　柏崎刈羽原発をめぐっては、核セキュリティーの不備が相次いで発覚し、規制委員会による追加検査で“改善された”と判断されるまで事実上の運転禁止が命じられています。
　一連の問題を受けて、東京電力はことし9月に再発防止策などをまとめた報告書を規制委員会に提出していました。
　規制委員会は20日、東京電力の報告書を踏まえて本格的な追加検査の実施を通知。
　10月26日と27日に追加検査チームが柏崎刈羽原発に入り、関係者への聞き取りなど現地調査を行うということです。
　規制委員会によりますと、追加検査には1年以上かかる見通しです。