[2021_10_02_01]乾式貯蔵施設の事前了解めぐり市民団体が要望質問書【佐賀県】(佐賀テレビ2021年10月2日)
 
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乾式貯蔵施設の事前了解めぐり市民団体が要望質問書【佐賀県】

 九州電力が設置を目指す玄海原子力発電所の「乾式貯蔵施設」について、市民団体が1日県庁を訪れ、施設の安全性を確認することなどを求める質問要望書を提出しました。
 質問要望書を提出したのは「玄海原発の廃炉問題を考える会」です。要望書では「六ケ所再処理工場への使用済み核燃料の搬出は見込めない中で、九電は長期、半永久的に保管しようとしている」と指摘した上で原子力規制委員会に再処理工場の完成時期を確認することや、テロ対策や放射線による健康被害についての県の考えを示すよう求めています。
 九州電力は使用済み核燃料の保管量を増やすため敷地内に「乾式貯蔵施設」を設置する計画を進めていてすでに玄海町が9月に事前了解しています。九電は今後「県の事前了解」を得た上で2027年度の運用開始を目指しています。県の担当者は「整理して答られる部分については今後回答する」としています。
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