[2021_09_24_01]柏崎刈羽原発のテロ対策報告書 地元「東電、変わっていない」(毎日新聞2021年9月24日)
 
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柏崎刈羽原発のテロ対策報告書 地元「東電、変わっていない」

 東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県)で相次いで発覚したテロ対策の不備に関する報告書を原子力規制委員会に提出したことを受け、同原発の地元関係者からは内容に対する厳しい見方が示された。「分析が甘い」といった指摘のほか、「東電は何も変わっていない」などと改めて原発事業者としての資質を疑問視する声が上がった。【内藤陽、露木陽介】
 東電が22日公表した報告書は、東電社員が他人のIDカードで中央制御室に不正入室▽侵入検知設備が長期間故障していたのに十分な代替措置を取っていなかった――という二つの事案の原因や背景を分析し、改善計画を提示。主な原因として核物質防護に対する認識の甘さや、上層部が現場の実態を把握していなかったことなどを挙げた。
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