[2020_12_14_03]村井宮城県知事 12月24日に福島第1原発を初視察 被害状況や廃炉作業の課題を確認(KHB東日本放送2020年12月14日)
 
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村井宮城県知事 12月24日に福島第1原発を初視察 被害状況や廃炉作業の課題を確認

 宮城県の村井知事は、廃炉に向けて作業が進められている福島第1原発の初めての視察を12月24日に行うと発表しました。これは、14日の定例記者会見で村井知事が明らかにしたものです。
 視察では、被害の状況を確認するほか、現在進められている廃炉作業の課題を確認し、今年の夏から廃炉作業に着手した女川原発1号機の参考にする考えです。
 また、国が海中もしくは大気中への放出を検討している放射性物質のトリチウムを含む処理水について、東京電力と意見交換する予定です。
 村井知事「水産関係者から厳しい懸念の声が示されていることは事実でありますので、それは私の口からしっかり伝えたい。県議会が2回にわたって全会一致で反対の意見書を取りまとめているのも事実なので、それもお伝えしようと思う」
 また、会見で、国に対して処理水放出の安全性や風評被害への補償について、国民への説明を尽くした上で、処分方法を決定してほしいと求めました。
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