[2020_12_14_02]東京商工会議所の幹部 柏崎刈羽原発を視察 三村会頭「原発は絶対必要」(TeNYテレビ新潟2020年12月14日)
 
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東京商工会議所の幹部 柏崎刈羽原発を視察 三村会頭「原発は絶対必要」

 柏崎刈羽原子力発電所を14日、東京商工会議所の幹部などが視察した。三村明夫会頭は「原子力発電は日本経済にとって絶対に必要」などと述べた。
 東京商工会議所幹部が柏崎刈羽原発を訪れるのは5年ぶり2回目だ。
 一行は、7号機のフィルター付きベント…重大事故発生時に原子炉格納容器の破損を防ぐ装置などを視察した。
 柏崎刈羽原発の6号機と7号機は東京電力が再稼働を目指している。7号機に関しては原子力規制委員会がことし10月までに再稼働に必要な3つの審査を認可していて、今後の焦点は地元の同意などに移っている。
 また、国が「脱炭素化社会」の実現を目指す上で、菅首相はことし10月、「原子力を含めてあらゆる選択肢を追求していく」と述べている。東京商工会議所も首都圏の安定した電力供給には柏崎刈羽原発が必要との認識を示している。
 三村明夫会頭は「カーボンニュートラルな日本にするという政府の方針が出されましたけど、我々のスタンスは昔から柏崎刈羽を含めた原子力発電は日本経済にとって絶対に必要だと固い信念」と述べた。
 視察に同行した東京電力の小早川智明社長は「安全を最優先に安全対策工事を進めていきたい」と述べている。
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