[2020_12_09_05]新型コロナ、東海第2原発の工事従事者が感染(茨城新聞クロスアイ2020年12月9日)
 
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新型コロナ、東海第2原発の工事従事者が感染

 日本原子力発電(原電)は9日、東海第2原発(東海村)で勤務する協力会社の社員が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。同原発従事者の感染は初めて。社員は60代男性で、安全対策工事のうち、管理区域にある一部機器の耐震補強を担当していた。発熱などの症状はなく、8日まで勤務。工事に当たる協力会社社員6人が濃厚接触者として自宅待機となった。
 原電によると、男性は福島県いわき市保健所確認分の感染者。首都圏への移動歴はなかった。県外の他原発での勤務を前に6日、民間検査会社に検体を送付し、9日に陽性が判明した。
 今回の感染で、一部機器の耐震補強工事は停止したものの、2022年12月完了予定の安全対策工事全体への影響はないとみられる。原電は「引き続き感染拡大防止に努める」としている。
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