[2020_11_29_03]北海道・寿都、議会解散請求へ 全国初の核ごみ調査開始で住民有志(北海道新聞2020年11月29日)
 
参照元
北海道・寿都、議会解散請求へ 全国初の核ごみ調査開始で住民有志

 住民投票条例の制定を直接請求した住民団体「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」共同代表の1人の吉野寿彦さん(60)が代表となり、議会のリコールを目的とした新たな住民団体を年内に設立する。
 吉野さんらは当初、応募を進めた片岡春雄町長の解職請求を検討したが、まずは議会構成を変えて応募撤回の町議会決議や住民投票実現を目指すことにした。
 町議会の解散請求には、町内の有権者(9月1日現在で2515人)の3分の1の署名を1カ月以内に集める必要がある。署名が集まれば、解散の賛否を問う住民投票が行われ、賛成が過半数となれば町議会は解散し、町議選が行われる。
 吉野さんは「議員の多くは町長の決定に従うだけで町民の声に耳を傾けていない。正常な議会にするため、議会を解散して信を問い直すべきだ」と取材に答えた。
KEY_WORD:寿都町_調査応募検討_: