[2020_11_19_06]六ケ所・睦栄風力発電所の風車から油漏れ、飛散(dmenuニュース_東奥日報2020年11月19日)
 
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六ケ所・睦栄風力発電所の風車から油漏れ、飛散

 青森県六ケ所村の睦栄(むつさかえ)風力発電所で今月4日、風車から潤滑油が最大160リットル漏れ、一部が周辺の畑や住家、自動車などに飛散していたことが18日、風車を製造した日立製作所への取材で分かった。土壌汚染や農作物への影響はないとみられる。
 同社によると、油漏れは大型風車5基のうち1基で、修理作業中に発生した。発電機などを収納する風車上部の「ナセル」で、作業員が本来は開けないバルブを誤って開けたことが原因としている。そのまま風車の運転を再開したことで一部が周辺に飛散した。
 飛散した油による影響を調査した結果、土壌汚染などの被害は確認されなかったという。19日以降、建物や車などの洗浄を順次行う予定。
 発電所を運営する「睦栄風力発電」(同村)の担当者は取材に「近隣の皆さまに多大なるご迷惑とご心配をお掛けしたことをおわび申し上げる。誠心誠意対応を続けたい」とコメントした。
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