[2020_11_09_01]一部の市町村長からは「疑問の声」も…女川原発再稼働 結局 3者会談の結論が“総意”に〈宮城〉(仙台放送2020年11月9日)
 
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一部の市町村長からは「疑問の声」も…女川原発再稼働 結局 3者会談の結論が“総意”に〈宮城〉

 全市町村長いわば「県民の総意」を図る重要な局面となった、11月9日の会議でしたが、村井知事の提案により、女川町長、石巻市長の3者会談の結論が、市町村長の「総意」となることが決まりました。この決定に一部の自治体からは、疑問の声もあがっています。
 会議終了後、一貫して再稼働に反対の姿勢を示してきた、美里町の相沢清一町長は「知事の判断をしてほしい」と強調しました。

美里町 相沢清一 町長
「 知事は短絡的ではなく熟慮を重ねて判断をしてほしい。立地自治体だけでなく、知事の判断はしっかり重いものになる」

 また加美町の猪股洋文町長は、判断にあたり、「事前の情報が足りなかった」と述べました。
加美町 猪股洋文 町長
 「私たちもあまり情報をもっていない。事前に我々も情報を出してもらった上で、参加できれば深い議論ができたはず」

一方、村井知事は、次のように述べました。
宮城県 村井 知事
 「石巻市長や女川町長、両議会の判断は非常に重いことは、皆さん、総じて言っていた。近いうちに女川町長、石巻市長と3人で話し合って出した結論を、市町村長の総意として、問題ないだろうと思い提案した」

仙台放送
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