[2020_11_08_01]柏崎市長選、現新一騎打ちに(新潟日報2020年11月8日)
 
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柏崎市長選、現新一騎打ちに

 任期満了に伴う柏崎市長選が8日、告示された。いずれも無所属で再選を目指す現職の桜井雅浩氏(58)と、弁護士で新人の近藤正道氏(73)=立民、共産、社民推薦=が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦となった。15日に投票、即日開票される。
 東京電力柏崎刈羽原発7号機の再稼働に向けた原子力規制委員会の審査が全て終了し、地元同意に焦点が移る中、桜井氏は再稼働容認、近藤氏は反対を主張し、最大の争点となりそうだ。桜井市政1期目の評価も問われる。
 桜井氏は幸町の選挙事務所前で出陣式を行い「原発再稼働の価値を認め、限定的ながら厳しい安全管理の下、再稼働を進めていく。再生可能エネルギーを柏崎の産業にする」と訴えた。新型コロナウイルス対策の実績も強調した。自民党国会議員や国政与党系市議らが支援する。
 近藤氏は東本町1の商業施設前で第一声。「再稼働には同意できない。原発の可否は市民が決めるのが民主主義の在り方だ。市民が中心の柏崎をつくっていこう」と呼び掛けた。新型ウイルス対策や子育て支援策も主張した。立憲民主党国会議員2氏や野党系の県議、市議らが駆け付けた。
 7日現在の選挙人名簿登録者数(有権者数)は7万396人。

◇柏崎市長選立候補者(届け出順)
桜井 雅浩 58 市 長 無現(1)
近藤 正道 73 弁護士 無新(立民、共産、社民推薦)

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