[2020_11_03_07]「原発なしでも生活できる」小泉元首相 文献調査応募の北海道寿都で語る(STVNEWS2020年11月3日)
 
参照元
「原発なしでも生活できる」小泉元首相 文献調査応募の北海道寿都で語る

 “核のごみ”最終処分場選定の文献調査に応募した北海道寿都町で3日、小泉純一郎元首相が講演し、「原発なしでも生活できる」と話した。講演会は、文献調査に反対する「子どもたちに核のゴミのない寿都を!町民の会」が企画した。午後2時半から「日本の歩むべき道」と題して始まった講演会場は、新型コロナ対策で、間隔を開けた席の配置だったがほぼ満席になった。この席で、小泉純一郎元首相はまず、自らが原子力発電に反対するようになったきっかけについて触れ、「原発に対しておかしいなと思ったのは総理を退任したあとだった。総理時代は専門家から、原発は日本のエネルギー政策において大事なものだと聞いていたが、日本にとって原発は危ないぞ。導入してはならないと思うようになった」と吐露した。そして、「福島第一原発事故があって、54基あった原発の運転はゼロになった。北海道は暑い夏も寒い冬もやって来られた。原発なしでも生活できると証明された」と原発に反対する理由を語った。
KEY_WORD:寿都町_調査応募検討_:FUKU1_: