[2020_10_29_08]東北電力社長「再稼働に理解を」 女川町長と会談〈宮城〉(仙台放送2020年10月29日)
 
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東北電力社長「再稼働に理解を」 女川町長と会談〈宮城〉

 東北電力の樋口社長は、宮城県女川町の須田町長と会談し、女川原発2号機の安全性を強調した上で、再稼働への理解を求めました。
 会談は再稼働に同意するか判断を下す、女川町の須田町長が、東北電力側に対して、安全性に対する取り組みなどを説明するよう、求めていたことから行われました。
 東北電力の樋口社長は女川原発2号機の再稼働について、「福島第一原発事故の教訓を反映し『再出発』と位置づける」とした上で、安全性や技術力の向上のため、経営資源を投入することや、住民の不安の解消に向けて、積極的にコミュニケーションをとることなどを強調しました。
 女川町 須田善明 町長
 「信頼関係を構築していくベースになるのが、コミュニケーションであると思うので、これまでの経過、歴史を踏まえつつ、そこに言及したのは、大変重要な部分だった」
 女川原発2号機の再稼働をめぐっては、女川町、石巻市の議会に加えて、県議会も容認の意思を示していて、地元同意の手続きは町長と市長、そして、村井知事の意思表明を残すだけとなっています。
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