[2020_10_07_02]「民主主義から外れる…公正に住民投票を」"核のごみ"調査応募へ反対の住民団体 寿都町長へ署名提出(北海道ニュースUHB2020年10月7日)
 
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「民主主義から外れる…公正に住民投票を」"核のごみ"調査応募へ反対の住民団体 寿都町長へ署名提出

 "核のごみ"調査応募を10月8日にも表明するとみられる北海道寿都町では、調査応募に反対する住民団体が「住民投票」を求める署名を提出しました。
 反対する住民団体:「(町長は)うそつき。肌感覚はグレーの部分が大きい。町長がその言葉使ってはダメ」
 住民から厳しい反対の声が上がる寿都町。
 10月7日、住民投票を求める団体が寿都町の選挙管理委員会に約200人分の署名を提出しました。
 反対する住民団体:「よろしくお願いします」
 寿都町ではこれまで、住民説明会や産業団体との意見交換会で住民投票を求める声が相次いでいました。
 これに対し片岡町長は「肌感覚で賛成の声が大きく上回っている」として住民投票は行わない方針を示していました。
 反対する住民団体:「短い時間でこの数が集まる。肌感覚ではなく、公正に住民投票で示したい。無視して手をあげるのは民主主義から外れる」
 さらに住民団体は11月3日、脱原発を掲げる小泉純一郎元首相を招き、講演会を開く方向で調整しています。
 片岡町長は8日、町議会の全員協議会で町議の意見を聞いた上で文献調査への応募を表明する意向で、午後3時から会見を開きます。
 寿都町と神恵内村の後志地方の2町村は、同時に文献調査への応募を表明する可能性が高まりました。
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