[2020_09_28_06]金品受領発覚から1年 関電が福井・美浜町で取締役会実施(ABCニュース2020年9月28日)
 
参照元
金品受領発覚から1年 関電が福井・美浜町で取締役会実施

 金品受領問題から約1年が経過した関西電力は28日、再発防止に向けて、原発のある福井県美浜町で取締役会を開催しています。

 関電の榊原会長は「現場の実態、あるいは課題などについて理解を深め、より実効性の高いガバナンスの実現につなげてまいりたい」と述べました。関西電力の幹部らが福井県高浜町の元助役から金品を受け取っていた問題では、原子力事業本部の役員が多く関わっていて、第三者委員会は組織の閉鎖性が問題だと指摘していました。企業風土の改善を目指す関電では今年6月、経団連前会長の榊原定征氏が会長に就任。風通しを良くするためとして、取締役会を原子力発電所が立地する福井県美浜町で28日、初めて開催しました。午後からは、従業員との意見交換会も予定されています。
KEY_WORD:関電不正_: