[2020_09_21_01]九電 玄海原発周辺の独自地震調査の結果を初公表【佐賀県】(SAGATV2020年9月21日)
 
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九電 玄海原発周辺の独自地震調査の結果を初公表【佐賀県】

 九州電力は去年4月から玄海原発周辺で起きる地震を独自に観測しています。このほど、1年間の観測調査をまとめたものを初めて公表し、「原発の安全性に影響を及ぼす地震活動は認められなかった」と発表しました。
 九州電力は、原発の安全性向上の取り組みの一環として、去年4月に玄海原発周辺の地震活動の独自観測を始めました。玄海原発から50キロ圏内を中心に、遠いところでは対馬など23地点に観測計を設置しました。
 その結果、今年3月までの1年間で観測した461回の地震のマグニチュードはその大半が2未満であり、4以上の地震はなかったということです。九電は「玄海原発の安全性に影響を及ぼすような地震活動は認められなかった」としています。
 また、気象庁による観測データをもとに「2005年の福岡西方沖地震の余震活動は続いているが近年の地震活動に大きな変化はない」とする見解もあわせて発表しました。九電は、今後も独自観測を続け、安全性と信頼性の向上に役立てていくとしています。
サガテレビ
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