[2020_09_12_03]東電、福島第1原発に防潮堤新設 最高15m、厚さ5mに増強(共同通信2020年9月12日)
 
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東電、福島第1原発に防潮堤新設 最高15m、厚さ5mに増強

 日本海溝沿いで起きる巨大地震に伴う津波に備え、東京電力が福島第1原発に防潮堤の新設を検討していることが12日、関係者への取材で分かった。津波が1〜4号機の海側に建設中の海抜11mの防潮堤を超える恐れがあり、約13〜15m、厚さ5mに増強する。2023年度の完成を目指す。
 内閣府の有識者会議が4月に公表した津波想定を受けた対応。東電の解析では、1〜4号機の海側に最高で14.1mの津波が来襲し、1m以上浸水する結果が出た。
 東電は原発事故後、日本海溝の外側で起こる「アウターライズ地震」に備え、4号機東南側に海抜12.7mの仮設防潮堤を設置した。
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