[2020_09_11_03]安定ヨウ素剤の事前配布 今年度初の実施(新潟県)(TeNYテレビ新潟2020年9月11日)
 
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安定ヨウ素剤の事前配布 今年度初の実施(新潟県)

 新潟県にある柏崎刈羽原発での重大事故発生に備えて9月11日、原発から半径5キロ圏内の住民を対象に、今年度初めての安定ヨウ素剤の事前配布が行われた。
 安定ヨウ素剤の事前配布は柏崎市の文化会館で行われた。対象となるのは柏崎刈羽原発から半径5キロ圏内の住民で、今年度初めての事前配布となった。対象人数は約6000人。
 安定ヨウ素剤は、事前に飲んでおくことで甲状腺の被ばくを抑える効果がある。
 新潟県は事前配布を毎年2回行っていて、去年7月の時点で対象地域の約7割の住民が受け取っている。
 11日は配布会場を訪れた人たちがDVDで服用方法を学んだ後、県の職員から安定ヨウ素剤を受け取っていた。
 柏崎市に住む男性は「きょう受け取ったのは子どもの分。僕はもう受け取っている。事前配布については『まぁ安心』という感じです。」と話していた。 安定ヨウ素剤の事前配布は9月12日も柏崎市で行われ、13日には刈羽村でも行われる予定。
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