[2020_08_24_03]女川原発再稼働「容認できず」 市民団体が仙台市に要望(仙台放送2020年8月24日)
 
参照元
女川原発再稼働「容認できず」 市民団体が仙台市に要望

 東北電力の女川原発2号機の再稼働をめぐり、市民団体は仙台市長に対し、再稼働に賛成する状況にはないことを知事に伝えるよう要望しました。

要望書を提出した市民団体
 「仙台市は仙台市民の安全性の検証なしに女川原発再稼働を容認する立場にはないことを伝えていただくよう要望いたします」
 仙台市の郡市長に宛てた要望書を提出したのは、県内で原発の廃止などに取り組む11の団体です。
 女川原発2号機の再稼働をめぐっては、県と女川町、石巻市が「再稼働を了解する」いわゆる「地元同意」が今後の焦点となっていて、村井知事は他の市町村長や県議会の意見を聞くことにしています。
 要望書で、市民団体は女川原発で重大事故が発生した場合の避難計画に、新型コロナウイルスの感染対策が盛り込まれておらず、避難先となっている仙台市でも、市民の安全を守ることができないと主張しています。
 また、現状では仙台市が市民の意見を聞く場がないとして、知事の意見聴取の際には、「女川原発の再稼働に賛成する状況にはない」と村井知事に伝えるよう、郡市長に求めています。
KEY_WORD:ONAGAWA_: