[2020_08_13_01]核のごみ最終処分場町長が事前調査に応募検討…北海道寿都町 最大20億円交付金 町民意見交換会へ(北海道ニュース2020年8月13日)
 
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核のごみ最終処分場町長が事前調査に応募検討…北海道寿都町 最大20億円交付金 町民意見交換会へ

 原発から出る高レベル放射性廃棄物の「最終処分場」の選定に向けた国の事前調査に、北海道後志地方の寿都町が応募を検討している事がわかりました。
 "核のごみ"の最終処分場選定に向けた国の調査に応募を検討しているのは、北海道後志地方の寿都町です。
 国は核のごみの処分に適した「科学的特性マップ」を公開していて、寿都町は処分に適しているとされています。
 事前調査に応じることで、最大20億円の交付金が見込めるということです。
 片岡春雄 寿都町長:「(20億円は)寿都町にとっては大きなお金ですよね。金欲しさだけでなく街づくりの一環としての勉強会の状況ですから、近いうちに住民説明会をやらなければならないという段階です」

 核のごみ受け入れにもつながりかねない事について町民は…。
 町民:「自分は賛成。年齢も年齢だから」「原発関係はだめ。私は反対」
 寿都町は8月下旬にも、町民との意見交換会を開き、9月にも応募するかどうか最終的に方針を定める予定ですが、今後北海道民にも反対の声が強い核のごみの受け入れをめぐり、北海道や周辺自治体も含めた議論を呼びそうです。
KEY_WORD:寿都町_調査応募検討_: