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原子力防災会議　女川原発「緊急時対応」を了承
　政府の原子力防災会議は２２日、東北電力が再稼働を目指す女川原発の事故に備え避難計画などをまとめた「緊急時対応」を了承しました。
　政府は２２日午前、安倍首相を議長とする原子力防災会議を開き、東北電力女川原発で事故が起きた際の住民避難計画などをまとめた「緊急時対応」を了承しました。「緊急時対応」は、内閣府や県などで構成する女川地域原子力防災協議会が女川原発の事故に備え、２０１５年５月から議論を続けてきたもので、新型コロナなどの感染症対策も盛り込み６月１７日に取りまとめていました。
　村井知事は２２日の会見で「大きな節目だ」と述べ、今後も、避難計画の実行性を向上させる取り組みを続ける考えを示しました。
　緊急時対応の了承は事実上、再稼働に向けた手続きのひとつです。県は今後、安全協定に基づいて施設の安全性を引き続き確認するほか、住民説明会を開くなど、いわゆる地元同意の手続きを進めることになります。