[2020_05_30_01]東海第2賛否の茨城県民投票条例案 東海村長「関心持ち見る」(茨城新聞クロスアイ2020年5月30日)
 
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東海第2賛否の茨城県民投票条例案 東海村長「関心持ち見る」

 日本原子力発電(原電)東海第2原発(東海村白方)の再稼働の賛否を問う茨城県民投票条例制定案が県議会6月定例会に上程されるのを受け、同村の山田修村長は29日の定例会見で、県民投票に対する自身の賛否は避けつつも、「一連の議論は関心を持って見ていく」と述べた。
 山田村長は、県民投票を行う場合、有権者に賛否を判断できるだけの情報が十分に提供される必要性を指摘し、情報提供体制を整えることが重要と強調した。
 原電の村松衛社長が21日に、使用前検査の最終工程となる原子炉試運転前に周辺6市村との安全協定に基づく「実質的な事前了解」を得たい考えを示したことについては、「事業者はそう考えているが、いつ協議を始めるかはこちらが主導権を持ってやりたい」と述べた。
 その上で、安全対策工事や同検査の進捗(しんちょく)を踏まえつつ、新型コロナウイルス対策が落ち着いた時期に各首長と協議したいとした。

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