[2018_08_20_03]もんじゅで訓練再開=警報、劣化したゴムが原因−原子力機構(時事通信2018年8月20日)
 
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もんじゅで訓練再開=警報、劣化したゴムが原因−原子力機構

 日本原子力研究開発機構は20日、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市、廃炉作業中)で、中断していた核燃料の取り出しに向けた最終訓練を再開した。機構は19日に訓練を始めたが、約4時間半後に警報が鳴り、作業を止めていた。
 訓練は20日午後5時に再開。19日の警報で中断した作業の続きを行ったという。
 機構によると、19日午後1時35分ごろ、洗浄した制御棒を収めるための缶をセットしようと、燃料出し入れ機と缶詰装置を接続した際に空気が漏れていることを示す警報が鳴った。
 その後の調査で警報の原因は、缶詰装置の接続部分に置くふたに張ったゴムが劣化して一部がはがれ、そこにゴムが残り、燃料出し入れ機と接続した際に隙間ができて気密性が保たれなかったためという。(2018/08/20-23:32)

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