[2017_11_13_02]イラン・イラク国境地震 プレート押し合い 過去にも頻発(毎日新聞2017年11月13日)
 
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イラン・イラク国境地震 プレート押し合い 過去にも頻発

 今回の震源地にあたるイラン・イラク国境や隣国トルコ南部はユーラシアプレートとアラビアプレートが衝突し合って南北から押し合う力がかかり、過去にも大地震が頻発している。米地質調査所によると、1990年には今回の震源地から北東約400キロのイラン北西部でマグニチュード(M)7・4の大地震が起き、4万人以上が死亡。2011年にはトルコ東部でM7・2の地震が起きた。
 政府地震調査委員会の前委員長でトルコ南部で現地調査を続けてきた本蔵義守・東京工業大名誉教授(地球物理学)は「この辺りはプレートの衝突帯で活断層が多く、今回もその一つが動いた直下型地震で、大きな余震が起きやすい」と語った。【千葉紀和】

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