[2017_11_06_01]東電へ 公開の意見交換会開催を要請 柏崎刈羽の反原発地元団体(新潟日報2017年11月6日)
 
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東電へ 公開の意見交換会開催を要請 柏崎刈羽の反原発地元団体

 東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に反対する地元団体「柏崎刈羽原発市民研究会」は6日、東電に対し、原発周辺の断層を巡り評価が食い違う専門家グループ「柏崎刈羽原発活断層問題研究会」と、公開の場で意見交換するよう要請した。
 県内の大学教員ら地質の専門家でつくる活断層問題研究会は、東電が活断層ではないとしている原発周辺の断層について火山灰の分析を行い、活断層の可能性があると指摘。東電の評価に疑義を示している。
 市民研究会は活断層の有無について、両者が市民の前で話し合う必要があるとして、12月上旬までに意見交換会開催を計画し、6日に両者に参加を要請。東電に対しては、市民研究会のメンバー3人が同原発を訪れ、要請書を手渡した。
 東電側は「持ち帰って検討する」とした。市民研究会の星野俊彦さんは「拒む理由はないはずだ。外に開かれた東電の姿勢を示して欲しい」と話した。

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