[2017_07_05_01]使用済み核燃料の再処理工場の建設費 当初の4倍に(テレ朝NEWS2017年7月5日)
 
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使用済み核燃料の再処理工場の建設費 当初の4倍に

 原発から出る使用済み核燃料の再処理工場の建設費が安全基準への対応などで、当初見込みの約4倍の2兆9000億円に膨らむことが明らかになりました。
 青森県の六ケ所村で進められている再処理工場の建設工事は、これまでトラブルが相次ぎ、工期が20回以上、延期されていました。日本原燃などによりますと、新たな試算では、福島第一原発事故を受けた耐震工事など安全対策の追加によって建設費が7500億円増え、当初の見込みの4倍近い2兆9000億円になります。人件費や管理費を含めた総事業費は1兆3000億円増え、13兆9000億円に上るということです。これらの費用は電力会社から集める仕組みとなっているため、電気料金として利用者が負担することになります。

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