[2017_04_19_02]耐震性不足 東電社長が新潟県知事に謝罪(日本テレビ系(NNN) 2017年4月19日)
 
参照元
耐震性不足 東電社長が新潟県知事に謝罪

 東京電力の広瀬社長は19日、新潟県の米山知事と面会し、柏崎刈羽原発の免震重要棟の耐震性不足を巡る問題について「積極的な説明が不足していた」と謝罪した。
 この問題は、柏崎刈羽原発の免震重要棟に耐震性不足があることを東京電力が3年前に把握しながら、今年2月まで異なる説明を続けてきたもの。
 19日午前、新潟県の米山知事と面会した東京電力の広瀬直己社長は、社内調査の結果をまとめた報告書を手渡した。その上で、広瀬社長は「免震重要棟が原子力規制委員会の新規制基準の耐震性を満たさないこと」を積極的に伝えなかったことなどを謝罪した。
 広瀬社長「自分の会社の都合、自分の会社の目線で物事を判断し、取り組んでしまうところがあって。そういうところが大いに反省点であります」
 米山知事は「原発の安全を守るには自治体からもダブルチェックすることが極めて大事だ」と話し、東京電力に対し積極的な情報開示を求めた。

KEY_WORD:KASHIWA_:米山隆一: