[2016_12_16_01]独自の検討委設置 鹿児島県議会で可決(毎日新聞2016年12月16日)
 
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独自の検討委設置 鹿児島県議会で可決

 鹿児島県議会は16日、九州電力川内(せんだい)原発(同県薩摩川内市)の安全性などを検証する県独自の検討委員会設置の関連予算案を全会一致で可決した。県は月内に検討委を設置し、初会合を開く予定。
 県によると、検討委は、原子炉工学や地震・火山、放射線防護を専門とし原発の安全性を検証する6人と、防災など避難計画を検証する6人の計12人で構成。三反園訓(みたぞの・さとし)知事はメンバーを公表していないが、原発推進派が多いとみられ、当初設置に難色を示していた最大会派の自民も賛成に回った。
 検討委の設置は三反園知事が、選挙中から公約に掲げていた。知事は「検討委で原発が安全でないと判断されれば、九電に強い対応を取る」としている。【杣谷健太】

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