[2016_09_28_05]九電、川内原発特別点検を開始 全10項目、定検と並行(南日本新聞2016年9月28日)
 
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九電、川内原発特別点検を開始 全10項目、定検と並行

 九州電力は27日、川内原発(薩摩川内市)の特別点検を開始した。熊本地震の揺れで施設に影響がないかを調べるのが目的で、全10項目のうち、運転中でも可能な2項目について点検に着手。1号機の定期検査が始まる10月6日までに、もう一つの項目の点検にも取り掛かる。2号機は12月16日から定検に入る予定で、特別点検は1、2号機の定検と並行して行われる。
 27日は、発電所員ら約30人が午後2時半から、低レベル放射性廃棄物が入ったドラム缶がしっかりと固定されているかや、移動式大容量ポンプ車など可搬型設備の点検をした。
 定検前には、放射線モニタリングポストに異常がないかの確認も始める。定検で原子炉が停止したあとは、水中カメラで原子炉圧力容器内や使用済み燃料の保管プールに変形がないかなどを調べる。


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