[2016_07_15_07]顕生代の歴史(山賀進2016年7月15日)
 
第二部−1− 地球の歴史 第6章 地質年代 2.顕生代の歴史
参照元
顕生代の歴史

 顕生代(けんせいだい)とは、生物が目立つ時代というような意味である。顕生代の始まり(カンブリア紀)から、さまざまな種類の生物(多細胞動物)が一斉に登場する。顕生代以降の地質区分はおもに、生物、とくに動物の進化にあわせてある。“代(Era)”、“紀(Period)”、“世(Epoch)”、さらには“期(Age)”と細かくわけていく。顕生代以前の原生代において、エディアカラ紀も正式に採用されたので、それも書き入れた。

※こちらの地質年代表も参照。



※ 地質年代区分はICS(国際層序委員会)の2015年の勧告に従った。かつて新生代は第三紀(Tertiary)と第四紀(Quartanary)に分けられていたが(下の地質年代表参照)、すでに第三紀(Tertiary)は公式な区分ではなくなっている。だから、Paleogeneを古第三紀、Neogeneを新第三紀と訳すのは適切ではないが、これまでの慣行もあるので( )内に表示した。第四紀については、下の地質年代表参照。
※ 動物の進化と植物の進化が少しずれていることに注意。
(後略)

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