[2013_11_16_01]規制委調査団 施設下の活断層否定 大飯評価書案に合意(東奥日報2013年11月16日)
 
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 原子力規制委員会の有識者調査団は15日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の重要施設下を走る「F−6」と呼ばれる断層について、「地盤をずらす可能性のある断層(活断層)ではない」とする評価書案を大筋で合意した。
 団長役の島崎邦彦委員長代理は「ほぼ合意が得られたと考える」と述べ、評価書実に部分的な修正を加えた後に、他の有識者のチェックを受ける「ピアレビュー(査読)会合」に進む方針を示した。原発周辺の活断層やF−6以外の敷地内断層については、規制委の審査会合で検討する。
 評価書案は、Fー6は非常用取水路付近の「山頂付近」と呼ばれる試掘溝で確認され、割れ方や含まれる鉱物の分析などを根拠に「活動性はない」とした。
KEY_WORD:OOI_:規制委:有識者調査団:F-6:島崎邦彦委員長代理