[1997_10_13_26]反原発運動マップ_北海道浜益村_浜益原発計画_はんげんばつ新聞編集部_p29(緑風出版1997年10月13日)
 
参照元
反原発運動マップ_北海道浜益村_浜益原発計画_はんげんばつ新聞編集部_p29

 泊村とならぶ北海道電力の原発候補地だった浜益村は、1992年9月、誘致の断念を決めた。21日には村議会の原子力発電所問題対策特別委員会(全議員で構成)が「原発計画に見切りをつけ、別な観点に立って村の振興を考えるべき」との中間報告をまとめたもので、事実上の終止符である。
 特別委員会の設置は67年。25年間にわたって北海道電力に誘致を働きかけてきたが、札幌地区労(当時)などの反対運動の中、電力側からは「具体的な進出計画はない」との回答しか得られず、断念を決めた。
 78年9月にやはり誘致の名乗りをあげた大成町も、事実上、断念に至っている。

[浜益村]
 石狩湾に面する半農半漁の村で、面積311・12平方キロメートル。人口は2611人(1996年3月末現在)庄内藩ハママシケ陣屋跡などの史跡がある。特産品は海産物のくんせい、飯寿司など。

[大成町]
 面積133・90平方キロメートル。人口2988人(1996年3月末現在)。
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