[1943_09_11_01]鳥取市激震 五千戸以上が倒壊して火災 山陰線も一部不通(東京朝日新聞1943年9月11日)
 
※以下は地震関連の見出しと重要と思われる部分をテキスト化したものである

○鳥取市激震 五千戸以上が倒壊して火災 山陰線も一部不通
 鳥取県??発表=十日午後五時三十七分ごろ、鳥取市を中心として上下動の激震あり、鳥取市内では一万戸の家屋中、過半分倒壊、市内五、六カ所から発火、猛煙に包まれているが、倒壊家屋の下敷となったものは救助作業中、死傷者多数ある見込み、なお震源地は??群??付近で去る三月の地震と同系と見られ、鳥取県下でも最も被害のひどかった所は鳥取市付近で、米子市は中震程度である
 本社通信?の十日午後六時半までの調べによれば次の通り(大阪) 列車は山陰線は上り岩?、上井、因美線は?家で止まっている、岩?以東異状なし、下り上井から西は?りなし(米子)
 鳥取県警察部??課から米子署へ駅???によれば、鳥取市方面では家屋が倒壊し、人畜に被害多数の見込みで、死傷者も相当数に上っている(米子)
 十日午後九時半、大?局への報告によれば、鳥取駅前丸田百貨店は延焼中(大阪)
○関西各地方の震度
○山陰線の被害状況
○中央気象台発表
 [中央気象台発表]十日午後五時三十七分ごろ鳥取市付近に震源を有するかなりな地震が起った、人体に感じた??は中国、四国、近畿地方の全般から中部地方および九州地方の一部分にわたる広範囲なものであった
 震源に近い鳥取市付近は相当被害ある見込みであるが、隣接県の震度は中震程度で大した被害はない
○大阪気象台の観測

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