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兵庫県南部地震データ集>3.兵庫県南部地震で地下で起こったこと>震災の帯の不思議(震度7地域の分布)
参照元
震災の帯の不思議(震度7地域の分布)


図9 震災の帯の不思議 (気象庁による、吉川ほか(1995)参照)
ピンク色の部分が震度7の地域

 図9は神戸周辺の活断層の分布と震度7地域の広がりです。もっとも激しい被害を受けた地域は、活動したと推定される断層にそって広がっていることに注目しましょう。一方で、断層の真上で一番被害が大きいわけではなかったことも注目されました。地下の地盤のようすが地震による被害に大きな影響をおよぼします。固い地盤からやわらかい地盤にゆれが伝わるとき、ゆれが増幅されることがあります(図10)。

図10 やわらかい地盤でゆれが大きくなる

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