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震度の常識チェック

 地震に関するテレビ報道で、震度やマグニチュードについて、勘違い発言をする人がいます。
 最近だと、4月14日の熊本地震に対して、菅官房長官の「震度7強」発言(※1)がある。この他にも、多数あるのではないかと思われる。こういった勘違いは無理のない側面もある。過去の震度の表記(弱震、強震、激震等)に慣れ親しんだ人は、若いころに習得したものを、新たに覚えなおすのは、困難な場合が多い。震度の用語の切り替え当初は古いものと新しいものを両論併記の説明はあったかもしれないが、現在は行われない。例えば、古い定義である震度6を、震度6弱、6強に分けた経緯とか。
(※1)【記事51044】熊本地震での菅義偉官房長官の「震度7強」発言(Youtube2016年4月14日)
 こういった地震用語の意味の勘違いは、過去の地震教育の刷り込みを受けた人だけではなく、若い人でもあるようだ(※2)。
(※2)【記事53567】テレビ報道者も間違う「震度最大10」の誤解(日経ビジネス2016年4月28日)
 こういった勘違いは、地震の程度・被害についての過小評価もしくは過大評価につながるわけであるから、大変深刻な問題だと考える。

 そこで、ありがちな勘違い度をチェックするための簡単な設問を10件用意しました(トップにある「地震の常識チェック」ボタンのクリックでチェック画面に移行)。このチェックにより、勘違いしていないかどうか、簡単な自己評価をすることができるので活用してほしいと思います。もし、低い点であっても、大丈夫です。当HPに、「地震図の基礎図表」や、気象庁HPの「よくある質問集」をベースにした、Q&A集を用意しましたので、そこで、覚えなおしてみてはどうでしょう。

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