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参照元(YouTube映像)※会見冒頭〜25秒頃に問題となった発言あり。

熊本地震での菅義偉官房長官の「震度7強」発言

○会見冒頭〜25秒頃の発言を抜粋
 「本日21時21分ごろ、熊本県熊本地方において、深さ10km、マグニチュード6.4、最大『震度7強』の地震が発生を致しました。」とある。

○以下は当会(地震がよくわかる会)のコメントです。
 熊本地震の直後のテレビでの菅官房長官の発言の中で、「震度7強」という発言があった。気象庁の震度階では震度7が上限で、「震度7強」は無い。単純な勘違いだと思うが、発言のタイミングといい、官房長官という立場を考えると、かなりの失言だ。そして、その二日後には、より地震規模の大きいM7.3の地震で、再度震度7となったこともあり、失言の影響度は大きいと思う。
 そして、この件に関しては、その場に居合わせた記者からの誤りの指摘も無しであった。会見後、この発言の修正も聞かない。そして、放送局によっては、この会見を時間をおいて、放送した際に、特に修正のテロップを流すでもなくそのまま流したという話もある。
 地震大国である日本において、震度についての知識が国民全体に正確にいきわたっていないことに危惧を覚えます。気象庁はもっと普及を徹底させるよう努力が必要でしょう。

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