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東電“免震”問題に米山知事「安全管理意味ない」

 柏崎刈羽原発の免震重要棟が耐震不足だった問題で、東京電力の広瀬直己社長らが新潟県を訪れ、謝罪するとともに理由を説明しましたが、米山知事の理解は得られませんでした。
 東京電力・広瀬直己社長:「(耐震性の)説明が県民に対し、不十分だった。ご心配をお掛けして大変、申し訳ない」
 新潟県・米山隆一知事:「『よく読めばこうだった』みたいなのは安全管理においてあまり意味がない」
 広瀬社長は、柏崎刈羽原発の免震重要棟について耐震不足だったことを3年間も公表しなかった理由は「社内のコミュニケーション不足」で、新たな会議を設置して改善していくと説明しました。これに対して米山知事は、「情報開示が実行されるかをチェックしていく」としたうえで、注文を付けていくと伝えました。
 新潟県・米山隆一知事:「何度も何度も言って、できていないなら信頼に足りない。(再稼働に)影響を及ぼし得ると思う」
 米山知事はこのように述べ、柏崎刈羽原発の再稼働にも慎重な考えを示しました。経済産業省は、東電の経営陣を刷新したことで改革をアピールしていますが、米山知事は「変わるには時間がかかるだろう」と述べ、不信感をあらわにしています。

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